不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/15

首都圏住宅地・中古マンション価格、7四半期連のプラス/野村不動産アーバンネット調査

 野村不動産アーバンネット(株)は15日、2015年1月1日時点の首都圏の住宅地・中古マンション価格実勢調査結果を公表した。東京都区部、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県の住宅および中古マンションを対象に、通常取引を想定した実勢価格を査定、四半期ごとにまとめている。

 14年10~12月期の住宅地価格の平均変動率はプラス0.9%(前回:プラス0.4%)で、7四半期連続のプラスとなり、上昇率は7四半期中で最大となった。エリア別でも千葉県を除いて全エリアでプラスに。
 「値上がり」地点は35.5%(同:25.5%)、「値下がり」地点は5.9%(同:1.3%)となり、この両地点は増加し、「横ばい」地点は58.6%(同:71.3%)と減少した。

 中古マンション価格の平均変動率はプラス0.5%(同:プラス0.3%)で、エリア別でも全エリアでプラスとなった。
 「値上がり」地点は33.5%(同:21.7%)、「値下がり」地点は10.1%(同:3.2%)で増加し、「横ばい」は56.4%(同:75.4%)で減少した。

 また、14年1~12月の年間ベースの平均変動率は、住宅地価格ではプラス2.0%(同:プラス1.4%)、中古マンション価格では、プラス1.5%(同:プラス1.1%)。
 住宅地価格・中古マンション価格のいずれも「値上がり」地点が増加し、「横ばい」地点・「値下がり」地点が減少した。なお、両価格とも5四半期連続のプラスで、上昇幅は5四半期中で最大となった。

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