野村不動産レジデンシャル投資法人(NRF)は15日、2014年11月期決算を発表した。
当期(14年6月1日~11月30日)は、営業収益54億8,000万円(前期比2.0%減)、営業利益24億2,300万円(同3.6%減)、経常利益18億7,800万円(同4.0%減)、当期純利益18億7,700万円(同4.0%減)、1口当たり分配金1万1,600円(同561円減)。
募集条件の機動的な見直しやリニューアル工事の継続実施などによる物件競争力の維持・向上に努め、期末稼働率は96.2%を達成。
また借入金18億4,000万円の期限前返済を行なうと共に、37億3,000万円のリファイナンスに際しては長期借入金とし、さらに29億8,000万円の借入金を固定化するなど、財務の安定性向上と金利上昇リスクへの対応を実施。LTV(総資産に占める有利子負債割合)を52.7%とした。
次期は、営業収益56億600万円、営業利益24億2,900万円、経常利益18億6,600万円、当期純利益18億6,500万円、1口当たり分配金1万1,600円を見込む。