不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/16

部屋探しの設備のこだわり、娘は「セパレートのバス・トイレ」、母は「オートロック」/パナソニック調査

 パナソニック(株)は16日、「20代女性のお部屋探しに関する調査」結果を発表した。調査期間は、2014年12月12~17日。調査対象は一人暮らしの20代前半の女性(娘)250名と、一人暮らしの20代前半の娘を持つ母親250名。

 娘が一人暮らしを始める際の「最終的に部屋を決定する決定権」は、「娘」本人が最も多く70%。続いて「父親」(7%)をおさえて「母親」(16%)となった。母娘での部屋探しについては、「一緒に部屋探しをした」が69%と約7割を占めた。「20代女性がお部屋探しをする際は、母親と一緒に探した方が良いと思いますか?」との質問には、83%が「そう思う」と回答した。

 部屋探しで重視されるポイントについて、「費用」、「間取り・設備」、「安全・安心」、「ロケーション」、「周辺環境」の5項目で、それぞれの優先順位を娘と母親で比較したところ、娘が最重視するのは、親の負担を軽減したいなどの理由から「費用」。以下、「間取り・設備」、「ロケーション」、「安全・安心」、「周辺環境」と続いた。母親が最も重視するのは「安全・安心」で、そのほかは「費用」、「間取り・設備」、「ロケーション」、「周辺環境」と、娘の優先順位と同様の並びとなった。

 また「部屋の仕様・設備」に限定し、こだわったポイントをたずねたところ、娘で最も多かった回答は「セパレートタイプのバス・トイレ」(66%)で、以下、「広さ」(55%)、「間取り」(53%)、「収納」(39%)と続いた。 一方で、母親は、「オートロック」(38%)が最多となった。続いて、「セパレートタイプのバス・トイレ」(35%)、「住戸の向き」(33%)などが挙がった。

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