積水化学工業(株)住宅カンパニーは19日、2014~16年度の3年間で、住宅生産工場の「魅力化推進計画」を実施すると発表した。
同計画は、日本国内にある8ヵ所の住宅生産工場において実施するもので、投資総額は3年間で170億円規模となる。
工場建屋の見学ルートの整備や生産設備の充実を図ることで、住宅の品質確認の場として訴求力を高めるなど、ユーザーへの魅力発信を強化。これまで建築現場で作業していた工程を工場内で実施することにも取り組み、工場生産化率の極大化を図る。
また、最新の工作ロボットの導入とそれによる自動化により、作業員の作業環境を向上。工場建屋の整備を図り、従業員と周辺住民も含めた避難所としての機能強化も目指していく。