不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/21

14年の首都圏中古マンション成約件数、3年ぶりの前年割れ/東日本レインズ

 (公財)東日本不動産流通機構は21日、2014年1年間の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 同年の首都圏中古マンション成約件数は3万3,798件(前年比7.2%減)と、3年ぶりに減少した。都県別でも、東京都が1万6,600件(同6.2%減)、千葉県が4,392件(同6.6%減)、埼玉県は4,239件(同9.7%減)、神奈川県は8,567件(同8.4%減)と、全エリアで減少した。

 成約単価は、1平方メートル平均で42万5,000円(同6.3%上昇)と2年連続の上昇。成約物件価格も2,727万円(同5.3%上昇)で2年連続上昇した。成約物件の平均専有面積は64.17平方メートル(同1.0%縮小)、成約物件の平均築年数は19.63年(前年:19.27年)だった。新規登録件数は16万1,185件(同1.5%減)と2年連続の減少となった。

 中古戸建住宅の成約件数は1万1,208件(同8.5%減)で、2年ぶりに減少。新築戸建住宅の成約件数は4,572件(同12.1%減)で、6年ぶりに減少している。

 なお、同年10~12月の首都圏中古マンション成約件数は7,982件(前年同期比12.2%減)と3四半期連続で前年同期を下回った。成約単価は1平方メートル平均で44万2,000円(同8.7%上昇)、成約物件価格は2,821万円(同8.2%上昇)。成約物件の平均専有面積は63.9平方メートル(同0.5%縮小)、成約物件の平均築年数は19.79年だった。新規登録件数は4万427件(同2.2%減)となった。

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