不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/1/21

14年の近畿圏マンション販売戸数、前年比23%減の約1万8,000戸/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は21日、2014年(1~12月)の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。

 同年の近畿圏のマンションの新規販売戸数は1万8,814戸(前年比23.8%減)。地域別では、大阪府が9,987戸(同33.1%減)、兵庫県が5,015戸(同14.1%減)、京都府2,687戸(同16.8%増)、奈良県が579戸(同19.9%減)、滋賀県が394戸(同47.0%減)、和歌山県152戸(同9.5%減)となった。

 1戸当たりの平均価格は3,647万円(同4.3%上昇)、1平方メートル当たりの単価は52.8万円(同5.4%上昇)でいずれも2年連続の上昇となった。月間契約率(平均)は76.6%(同3.0ポイント下落)であった。翌年繰越の販売在庫戸数は2,094戸(同169戸減)。15年の発売は2万1,000戸を見込んでいる。

 14年12月の近畿圏マンション発売戸数は1,638戸(前年同月比32.1%減)と3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。月間契約率は73.0%(同3.2ポイント上昇)。1戸当たりの価格は3,872万円(同16.2%上昇)、1平方メートル単価は56万8,000円(同12.3%上昇)となった。戸当たり、1平方メートル単価ともに前年同月比で7ヵ月連続の上昇となった。

 即日完売物件は「ジオ千里中央」3期3~5次(大阪府豊中市、4戸、平均1倍、最高1倍)など2物件8戸。12月末時点の販売在庫は2,094戸となり、前月末に比べて48戸増えた。

 なお、15年1月の発売戸数は1,300戸程度を見込む。

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