積水ハウス(株)は21日、2020年の快適な暮らしを先取りしたゼロエネルギー住宅商品「グリーンファースト ゼロ」が、「平成26年度省エネ大賞 審査委員会特別賞」(主催:(一財) 省エネルギーセンター)を受賞したと発表した。
「グリーンファースト ゼロ」は13年4月に発売。「アルゴンガス封入複層ガラス」「高断熱サッシ」の採用により断熱性能を東北北部レベルにまで高め、「高効率エアコン」「LED照明」などの省エネ設備も採用。さらに日射・通風配慮設計などのパッシブ技術も取り入れている。
今回の受賞では、ゼロエネルギー計算を簡易的に行なえるツールの開発により確実にZEHとなることを確認していることや、高い快適性や光熱費の大幅削減、便利な情報提供までを行なうオリジナルHEMSの標準装備、省エネ化によるコストアップに見合う付加価値を創出するさまざまな工夫を行なっている点などが評価された。
なお同社は、新築戸建住宅における「グリーンファースト ゼロ」の割合を、14年度は60%、15年度は65%、16年度には70%とすることを目標に掲げている。