ダイビル(株)は28日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~12月31日)の連結売上高は269億1,600万円(前年同期比1.0%増)、営業利益80億2,300万円(同2.3%増)、経常利益72億6,300万円(同2.8%増)、当期純利益46億6,600万円(同2.7%増)となった。
当期はテナントサービスの一層の向上に努め、全体として高水準の入居状況を確保。また、12月にはベトナム・ハノイ市中心部で「コーナーストーン・ビルディング」を保有・運営するVIBANK-NGT Company Limitedの出資持分を取得。同国における投資は2棟目となった。
主力の土地建物賃貸事業では、「ダイビル本館」の収益寄与等により、売上高204億1,300万円(同0.8%増)と増収。また、減価償却費が減少した一方、「ダイビル本館」の固定資産税負担が新たに発生する等した結果、営業収益は83億900万円(同2.1%増)となった。
通期は売上高360億円、営業利益93億円、経常利益80億円、当期純利益50億円を見込んでいる。