（一社）プレハブ建築協会は29日、2014年「信頼される住まいづくり」アンケートの結果を発表した。営業担当者の対応を中心にした顧客アンケートで、今回で21回目となる。同会会員のプレハブ住宅メーカー10社でマイホームを新築し、13年に入居した1,000人にアンケート送付、有効回答数は523件。
建築するメーカーを選定した理由を聞いたところ、「安心できる会社だった」が64％（前年比2ポイント低下）で最多。続いて「品質・性能が優れていた」56％（同8ポイント上昇）、「営業担当者の説明に納得できた」54％（同1ポイント低下）となった。決め手となった理由については、「品質・性能が優れていた」が29％で最も多く、前年よりも10ポイント上昇。顧客が品質を求める傾向が強くなっている様子がうかがえる。
営業担当者に対する評価は、総合評価「満足」82％（同1ポイント低下）、「まあ満足」15％（同1ポイント上昇）と、高い評価を得た。項目別に「満足」の回答割合をみると、「人柄・営業態度」が87％（前年と同水準）と、高い評価を得た。このほかの項目では「アドバイス」78％（前年と同水準）、「間取り等の提案内容」67％（同3ポイント上昇）、「住宅引き渡し後の対応」73％（同1ポイント低下）。間取り等の提案については、過去3年で最高値となった。
