三井ホーム(株)は2日、2015年3月期第3四半期決算を公表した。
当期(14年4月1日~12月31日)は、連結売上高1,617億3,300万円(前年同期比5.3%増)、営業損失38億6,700万円(前年同期:営業損失43億7,900万円)、経常損失37億500万円(同:経常損失41億8,100万円)、当期純損失30億2,300万円(同:当期純損失32億5,500万円)。
主力の新築事業では、より一層の建物性能を訴求することで受注の拡大に注力。また、積極的な広告展開により、強みであるオーダーメイド住宅を訴求、ブランド力の強化を図った。その結果、期首受注残高が前期を上回っていたことから、セグメント売上高は1,119億6,900万円(前年同期比6.6%増)、営業損失は32億200万円(前年同期:営業損失44億8,100万円)となり、前年同期から12億7,900万円改善した。建築請負の受注高は1,029億9,100万円、受注残高は1,256億9,500万円だった。
なお通期は、連結売上高2,500億円、営業利益38億円、経常利益41億円、当期純利益20億円を見込む。