東武鉄道(株)は4日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(14年4月1日~12月31日)の営業収益は4,327億2,600万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は400億2,100万円(同9.8%減)、経常利益は351億4,200万円(同13.3%減)、当期純利益は249億6,500万円(同1.9%減)となった。
不動産事業では、スカイツリータウンで各種イベントを開催。誘客や収益確保に努めた。不動産賃貸業では新越谷駅ビル「ヴァリエ」の食品ゾーンをリニューアルオープン。不動産分譲事業では、沿線価値向上と定住人口の増加ならびに収益確保のため「Brillia ときわ台 ソライエレジデンス」(東京都板橋区)のマンション分譲や、「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」(千葉県野田市)の戸建分譲を展開した。その結果、同セグメントの営業収益は425億9,000万円(同8.5%減)、営業利益は69億1,700万円(同7.7%増)となった。
通期は、連結営業収益5,900億円、営業利益500億円、経常利益430億円、当期純利益290億円を見込んでいる。