東京建物(株)は12日、(株)マオス(東京都練馬区、代表取締役社長:増田昭彦氏)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
同社グループでは、中期経営計画(2015~19年度)において、駐車場事業を重点事業と位置付けており、積極的なM&Aを活用し、拠点数と事業規模の拡大を図っている。今回の取得により、拠点数を拡大し、運営・管理の効率化や営業力を強化していく。
マオスは、東京都西部および神奈川県中心に「J.PARK」のブランドで430拠点4,920車室(14年3月末現在)、またマオスの完全子会社の(株)新総企(新潟県新潟市、代表取締役社長:増田昭彦氏)は、新潟県中心に「フレンドパーク」のブランドで189拠点5,577車室(14年3月末現在)の駐車場を運営している。
株式譲渡日は3月10日。取得先はアイ・シグマ事業支援ファンド1号投資事業有限責任組合。取得株式数は2万5,521株、取得金額は非公開。