戸建住宅を中心に地盤保証を行なう(一社)ハウスワランティ(東京都墨田区、代表理事:森田靖英氏)は、地盤の液状化のリスクを簡易的に診断する体制を確立し、地盤保証対象物件全棟に対し、21日より液状化診断を新サービスとして実施する。また併せて、地盤保証と液状化保証をセットにした新商品も発売する。
液状化判定は、微地形区分と地下水位の考察に基づき、1次判定を行なう。その結果により、さらにスウェーデン式サウンディング試験調査データなどから、測点の液状化指標値(PL値)と地表変位量(Dcy値)を簡易的に算出して2次判定を行なう。新サービスは、地盤調査データの解析時、全棟にこの液状化診断サービスを無料で提供するもの。
また、これらの判定結果に基づく診断により、従来の地盤保証に10年間(更新可)、保証限度額500万円、免責0円の液状化保証を付けることができる新商品を4万円(税別)で発売する。液状化保証は地震に起因する地盤の液状化現象により不同沈下した建物の沈下修正工事を保証する。