不動産ニュース / 開発・分譲

2015/2/24

ベトナムで法人向けアパートメント事業を展開/長谷工

「HHCT1」外観パース
「HHCT1」外観パース

 (株)長谷工コーポレーションは24日、ベトナム・ハノイ市で法人向けのサービスアパートメント事業「HHCT1(HASEKO・HIMLAMBC CT1 Project)」に着手すると発表した。同社としては、初のアジア地域での事業。

 今回のプロジェクトでは、ベトナム・ハノイ市での投資許可を取得し、2014年12月付で同社が95%、ベトナムの大手ディベロッパーであるヒムラムグループが5%の出資比率で合弁会社Haseko HimlamBC Company,Limitedを設立。同社はプロジェクトの企画から設計、施工、運営までを実施する予定。

 「HHCT1」は、ハノイ市ロンビエン区に位置。敷地面積1,626平方メートル、延床面積約1万1,761平方メートル。鉄筋コンクリート造地上18階地下1階建てで、フィットネスやカフェレストラン等を併設する。

 同社は、日本国内の分譲マンション市場の変化等、将来を見据えた新領域の一つとして、東南アジアを中心に海外への事業展開を模索しており、12年4月からはベトナム・ハノイ市に駐在員事務所を開設。現地において建設事業を展開することを目的とした市場調査や情報収集を行なってきた。
 今後、現地ディベロッパーやゼネコン、サブコン等との受注・生産体制の構築、ベトナムでの住宅建設の実績をつくり、ベトナムにはない“ジャパンクオリティ”をアピールしながらベトナムと日本の事業主に提案営業を行なっていく考え。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。