不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/2/26

新築分譲マンション価格、73%が「値上がりしている」/MAJOR7調査

 大手マンションディベロッパー7社で構成する新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は26日、「新築分譲マンション購入に際しての意識調査」(2014年度)の結果を発表した。調査期間は14年11月21日~12月14日、調査対象は参加7社の新築マンション情報インターネット会員約78万人で、有効回答件数は4,832人(男性3,185人、女性1,647人)。

 「現在マンション購入を検討している理由」については、“もっと広い住まいに住みたいから”(21.3%)が最も多く、05年の調査開始以来11年連続でのトップとなった。次いで“資産を持ちたい・資産として有利だと思ったから”(19.4%)、“もっと交通の便の良いところに住みたいから”(17.8%)と続いた。8位には“現在は金利が低く、買い時だと思うから”(13.8%)がランクインし、前回の調査から2ランクアップした。

 「理想とするマンションのタイプ」については、“信頼できる建設会社が施工するマンション”(62.2%)、“信頼できる不動産会社が分譲するマンション”(62.5%)、“管理会社が信頼できるマンション”(57.6%)が上位を占めた。一方、「お金をかけてもこだわりたいポイント」にも“信頼できる建設会社が施工していること”(4位)、“信頼できる不動産会社が分譲していること”(8位)、“信頼できる管理会社であること”(9位)が上位に入っており、“信頼”が常に重要視されるポイントであることがわかった。
 
 「現在の新築分譲マンションの価格感」については、“全体的にマンション価格が値上がりしていると感じる”の41.5%、“一部のマンション価格が値上がりしていると感じる”の32.2%とあわせると、73.3%が「値上がりしていると感じる」としており、全体の4分の3近くの人が値上がりを感じている結果となった。ただし、価格感を受けての行動予定では、87.7%が「購入検討を引き続き継続する」と答えた。

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