積水ハウス(株)は5日、2015年1月期決算を公表した。
当期(14年2月1日~15年1月31日)は、連結売上高1兆9,127億2,100万円(前期比6.0%増)、営業利益1,465億9,500万円(同11.1%増)、経常利益1,564億2,600万円(同13.5%増)、当期純利益902億2,400万円(同13.1%増)。増収増益となった。
戸建住宅事業では、契約までの検討期間が長引く傾向がみられ、受注が低調となったものの、年度後半からは消費税増税による反動減が緩和され回復傾向に。売上高4,270億4,400万円(同17.5%減)、営業利益488億9,400万円(同25.7%減)となった。受注高は3,886億4,800万円(同26.0%減)、受注残高は2,159億7,600万円(同15.1%減)と、ともに前期を下回った。
賃貸住宅事業については、都市部での需要増加や相続税対策への関心が引き続き高く、受注は堅調。売上高3,984億8,300万円(同11.9%増)、営業利益458億2,500万円(同25.6%増)と、2ケタの伸びを示した。受注高は4,085億2,500万円(同4.2%減)、受注残高は3,230億1,800万円(同3.2%増)。
なお次期については、売上高1兆9,300億円、営業利益1,530億円、経常利益1,590億円、当期純利益930億円を見込む。