三井不動産(株)、(株)広島東洋カープを始めとする5社はこのほど、共同で開発している「広島ボールパークタウン」A地区が竣工し、分譲住宅の販売を開始すると発表した。
同プロジェクトは、マツダスタジアム(ボールパーク)を核とし、“スポーツの感動があふれる街”“球場とともに進化する街”を創出することを目的に、さまざまなシチュエーションを満喫できるエンタテインメント施設と多機能型ライフスタイル施設を有機的に繋ぐことを目的とした事業。
A地区は、賑わいを創出する施設を誘致することで集客力を高め、計画地周辺のまちづくりに寄与することを目指しており、広島東洋カープの屋内練習場や結婚式場、分譲マンション「パークホームズ広島ボールパークレジデンス」(広島県広島市、総戸数112戸)等を開発した。
同物件は、三井不動産レジデンシャルと広島菱重興産との初JV。鉄筋コンクリート造地上15階建て、敷地面積は約3,770平方メートル。「広島」駅徒歩9分という好立地で、大規模複合開発ならではの広い敷地を生かし、セキュリティゲート付きの平面式駐車場を90台確保する。また、防音・断熱に優れた二重サッシを標準採用する他、高圧一括受電や消費電力を見える化するMEMSの採用で、省エネルギーにも配慮する。
3月中旬より第1期の分譲を開始する予定。間取りは2LDK+S~4LDK、販売価格は2,900万~5,000万円台の予定。