東急不動産(株)は11日、インドネシア国内での2つの分譲マンションプロジェクトを発表した。
「(仮称)BSDプロジェクト」(総戸数約3,000戸)は、首都ジャカルタ中心部から約25kmで進む、約6,000haにおよぶ大規模開発プロジェクト「ブミ・スルポン・ダマイ(BSD)」地区に開発。敷地面積約5万3,000平方メートルに、地上31~34階建てのマンション8棟を建設。6月に着工し、8月に販売開始予定。
設計総合監修は(株)日建設計。1~3期に関しては、三菱商事(株)との共同事業で、同国初の日系企業のみでの開発案件となる。
また、「(仮称)Simatuapangプロジェクト」(総戸数381戸)は、同社の現地法人トウキュウ・ランド・インドネシア社が初めて単独で手掛ける分譲マンション。南ジャカルタ市で開発が進む地区の一角に立地。国際空港へのアクセスに優れ、将来的にはジャカルタ都市高速鉄道が物件の前を通過する計画もあるなど、利便性の向上が期待できるエリア。約1万5,000平方メートルの敷地内に2棟381戸のマンションのほか、レストランを中心とした利便施設の建設も計画。販売開始は9月の予定、12月に着工を計画している。
総合設計監修には(株)東急設計コンサルタント、外観デザインに(有)クリマなど、日本企業を起用した。