東急リアル・エステート投資法人(TRI)は16日、2015年1月期決算を発表した。
当期(14年8月1日~15年1月31日)の営業収益は75億4,100万円(前期比3.3%増)、営業利益は33億8,300万円(同4.9%増)、経常利益は26億6,100万円(同8.1%増)、当期純利益は26億6,000万円(同8.1%増)、1口当たり分配金は2,586円となった。
ビーコンヒルプラザ(イトーヨーカドー能見台店、譲渡価額87億2,000万円)を譲渡した一方、「東急虎ノ門ビル」に隣接する土地(取得価額18億5,000万円)を当該ビルの増築を目的として取得。また、「TOKYU REIT虎ノ門ビル」の区分所有権(同1億700万円)を追加取得した。
これにより当期末時点の保有物件は29物件、取得価額合計は2,220億5,900万円、総賃貸可能面積は22万9,922.73平方メートル、期末算定価額の合計は2,286億6,000万円となった。
また、既存物件のポートフォリオの平均賃料単価は当期末と比較して0.69%上昇、空室率は2.9%(同0.57ポイント増)となった。
次期については、営業収益71億1,200万円、営業利益30億1,300万円、経常利益23億1,700万円、当期純利益23億1,600万円、1口当たり分配金は2,420円を見込んでいる。