不動産ニュース / 開発・分譲

2015/3/23

東京・日比谷の大規模再開発プロジェクトが着工/三井不動産

「(仮称)新日比谷プロジェクト」完成イメージ
「(仮称)新日比谷プロジェクト」完成イメージ

 三井不動産(株)は1月28日、再開発計画「(仮称)新日比谷プロジェクト」(東京都千代田区)に着工し、このほど起工式を執り行なったと発表した。

 同プロジェクトは、周辺エリアを含めた「国際ビジネス・芸術文化都心『日比谷』の街づくり」の中核を担うもので、国家戦略特別区域として認定を受けている。

 東京メトロおよび都営地下鉄三田線「日比谷」駅に直結する他、7路線3駅の利用が可能な立地。「三信ビルディング」(東京都千代田区、1930年竣工)および「日比谷ビルディング」(東京都千代田区、1960年竣工)の跡地において、オフィス・商業施設等で構成する大規模複合施設を開発する。建物は、敷地面積約1万700平方メートル、延床面積約18万9,000平方メートル。地上35階地下4階塔屋1階建て。

 日比谷公園との緑の連続性や眺望を活かしたランドスケープや施設計画とする。外装は高層部においては、明治期の鹿鳴館をはじめ、国際交流や西洋文化の先駆けとしての歴史を踏まえ“DANCING TOWER”をデザインコンセプトとし、低層部は三信ビルディングをモチーフにしたデザインを採用。ロンドンを拠点とする建築事務所「ホプキンス アーキテクツ」を起用する。

 また、建物の4階には11スクリーン、約2,300席のシネマコンプレックスに加え、隣接する東京宝塚ビル内のスカラ座・みゆき座(約800席)との一体運営により、全体で13スクリーン、約3,000席の「(仮称)TOHOシネマ日比谷」を新設する他、国際的なエンターテインメントイベント等を誘致することで、日比谷エリア全体の価値向上、賑わいを創出していく。

 竣工は2018年1月末の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。