不動産ニュース / 開発・分譲

2015/3/25

新潟市で防災医療拠点となる大型賃貸マンション開発/大和ハウス工業、リビングギャラリー

大型複合賃貸マンション「(仮称)ロイヤルパークスER万代」外観イメージ
大型複合賃貸マンション「(仮称)ロイヤルパークスER万代」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)と(株)リビングギャラリーは24日、新潟市の「旧新潟市立万代小学校跡地活用事業」の事業者に選定されたと発表した。

 両社で公募型プロポーザル方式の事業提案に応募し、2月6日に事業者に選ばれたもの。大和ハウス工業は、2016年度より、大型複合賃貸マンション「(仮称)ロイヤルパークスER万代」を開発する。

 同物件は、JR「新潟」駅より約800mに立地。鉄筋コンクリート造地上18階建て、賃貸戸数376戸を予定。低層階には医療モールと健康に配慮した食事を提供する食堂やコンビニエンスストアなどの店舗を併設する計画。

 ワンルームからファミリータイプのほか、プレミアムフロア、親世帯と同居できる賃貸二世帯ルームなど、多彩な間取りを用意する予定。建物共有部分には健康料理教室などが可能なコミュニティルームや、BBQコーナーなども用意し、世帯間のコミュニケーションの場を提供する。

 また、隣接する「万代長嶺小学校」が災害時の避難場所に指定されていることから、避難した傷病者の応急手当てを行なう「防災医療拠点」として、同賃貸マンション内のスペース、設備機器、医薬品の備蓄を提供。屋上に設置した災害時のための緊急救助用のホバリングスペースも用意する。

 竣工は18年2月頃、入居開始は同年4月頃の予定。

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