(独)都市再生機構(UR都市機構)はこのほど、同機構が整備を進めている北九州都市計画事業城野駅北土地区画整理事業のタウンマネジメント組織「(一社)城野ひとまちネット」が発足したと発表した。
同地区は北九州市小倉中心部から南東約3kmに位置し、JR日豊本線「城野」駅に隣接する利便性の高さが特徴。2008年の陸上自衛隊分屯地移転後の未利用国有地と、隣接するUR城野団地と市営住宅などからなる面積約19haに、病院や戸建住宅、マンション、生活利便施設からなる計画人口2,300人のまちの開発を進めている。
城野ひとまちネットは、UR都市機構や財務省から土地を取得した4つの街区の土地所有者と同機構らがタウンマネジメント組織設立に向けた協議を進めてきたもので、地区内の住民や事業主がまちづくりに主体的に取り組んでいくのが目的。セキュリティやエネルギーマネジメント、緑化活動などを手掛けていく。代表理事は矢野 仁氏((株)パナホーム北九州代表取締役社長)が就任した。