(公財)都市緑化機構は2日、「SEGES(シージェス、社会・環境貢献緑地評価システム):都市のオアシス」の2015年度の認定緑地4ヵ所を発表した。
SEGESは、企業などが積極的に保全・維持・活用に取り組む優良な緑地を認定するもの。政府の環境施策の大綱を定める「環境基本計画」の第三次計画および「生物多様性民間参画ガイドライン」等に位置付けられたシステム。「既存緑地版」「都市開発版」「都市のオアシス」の3部門で構成され、これまで51ヵ所の企業緑地を認定している。今回の「都市のオアシス」では、商業施設、店舗、公共公益施設等の民有の既存緑地(面積条件なし)を対象に、「環境への配慮」「安全性」「公開性」の点で優れ、人々に安らぎと憩いを与える環境資源と認められた緑地を認定している。
認定対象は以下の通り。
■東急不動産(株)
あべのキューズモール「ガーデンエリア」(大阪市阿倍野区)
■積水ハウス(株)
新梅田シティ「新・里山」「希望の壁」(大阪市北区)
■大和リース(株)
新大阪駅「ウェルカムガーデン新大阪 大阪花屏風」(大阪市淀川区)
■大阪ターミナルビル(株)
「大阪ステーションシティ」(大阪市北区)