不動産ニュース / 仲介・管理

2015/4/3

賃貸事業強化やエリア深耕打ち出す/ウスイホーム

賃貸事業の強化などにより、15年度の連結売上高100億円、経常利益10億円を目指す
賃貸事業の強化などにより、15年度の連結売上高100億円、経常利益10億円を目指す

 ウスイホーム(株)(神奈川県横須賀市、代表取締役社長:木部浩一氏)は2日、ヨコスカ・ベイサイド・ポケット(神奈川県横須賀市)にて、2015年度の「ウスイグループ経営方針発表会」を行ない、今期の経営戦略等について説明した。

 同社グループ代表の臼井伸二氏(ウスイホーム代表取締役会長)は、「“生まれてから相続まで”のワンストップサービスを提供するために、各社・各部門の連携を強化してきた。その結果、他社との差別化でき14年度の増収増益(見込み)にもつながった。15年度はお客さま対応力などの“進化”、地域振興などの“深化”、そして各社員が“真価”を発揮する3つの“シンカ”を達成したい」と語った。

 また、同社代表取締役社長の木部氏は今期の戦略として、賃貸部門の強化を掲げた。強化に当たり、13人の新卒社員は全員賃貸部門に配置。「賃貸事業は不動産業務の基本。入居者の住宅購入や原状回復工事、別の賃貸住宅への住み替えなど、派生する仕事は多い。今後のグループでの事業全体の広がりを考えた場合、賃貸事業がカギになってくる」などと語った。このほか、基盤の横須賀エリアに加え、横浜・湘南エリアの底上げも図る。

 売り上げベースではなく、利益重視の体質をつくっていくことで、中期計画の最終年度に当たる15年度は、連結売上高100億円(14年度見込み80億円)、経常利益10億円(同8億円)、期末社員数250人(同230人)を目指す。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。