不動産ニュース / 開発・分譲

2015/4/10

半屋外のスクエアバルコニー「アウタールーム」を提案/伊藤忠都市開発

通常のバルコニー(左)に比べ、奥行きの広いスクエア形状にすることで、よりプライバシー性を高めた「アウタールーム」の概念図
通常のバルコニー(左)に比べ、奥行きの広いスクエア形状にすることで、よりプライバシー性を高めた「アウタールーム」の概念図

 伊藤忠都市開発(株)は9日、新たなバルコニー空間として「アウタールーム」を開発。新築分譲マンション「クレヴィア大船」(横浜市栄区、総戸数59戸)の一部住戸から導入する。

 「アウタールーム」は、リビング脇に設置するスクエア形状の半屋外空間として提案。一般的なバルコニーよりも奥行きを広くし、建物外部に接する面積を小さくすることで、プライバシー性も高める。また、バルコニー天井の一部を吹き抜けにすることで、アウタールームに面したリビングを2面採光にする効果もある。

 同社では、隣り合った2住戸のアウタールーム間に隔て板を設置しないことで、マンションでありながら二世帯居住を実現するプランもメニュープランとして提案。住戸の売却や賃貸などをする場合には、隔て板の新設も容易にできる。

 採用初弾の「クレヴィア大船」は、JR「本郷台」駅より徒歩11分、同「大船」駅より徒歩18分に立地。敷地面積2,732平方メートルで、鉄筋コンクリート造地上5階建て。専有面積は64.05~74.86平方メートル、間取りは3LDK~4LDK。11日にモデルルームをプレオープンし、販売戸数・販売価格は未定。竣工は2016年2月下旬の予定。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。