セキスイハイム九州(株)はこのほど、九州セキスイハイム工業(株)(佐賀県鳥栖市)の工場のリニューアルを開始する。
九州セキスイハイム工業は、石油化学製品の押出成形・射出成形工場として1963年に開設され、75年から住宅ユニットの生産をスタート。現在は住宅ユニットの生産に特化し、九州全域にセキスイハイムを供給している。敷地面積約7万7,000平方メートル、建築面積3万3,000平方メートル。
今回のリニューアルは、積水化学工業(株)住宅カンパニーが打ち出した全国生産工場の「魅力化推進計画」の一環。「お客様への魅力発信の強化」、「生産・施工一体体制の構築」、「従業員の作業環境の向上」、「地域貢献強化」の4つの狙いを持つ。
専用見学ルートを設置するほか、生産ラインの効率化、生産設備の充実、防災機能の強化や工場緑地の質向上などを図っていく。
リニューアル完了後は、1日の生産能力(ハイム)は62ユニットから75ユニットとなる。
新工場の完成および稼働は2016年5月の予定。リニューアル投資総額は60億円。