和田興産(株)は10日、2015年2月期(非連結)決算を発表した。
当期(14年3月1日~15年2月28日)の売上高は300億9,700万円(前年同期比7.3%減)、営業利益28億3,100万円(同1.4%減)、経常利益20億5,500万円(同3.7%増)、当期純利益11億8,000万円(同10.7%増)。
主力の分譲マンション販売事業は、引き渡しは消費税増税の影響により前年割れとなったが、神戸市中央区の大型プロジェクトや兵庫県姫路市での初プロジェクト展開など、契約獲得に向けた販売活動および分譲用地取得に向けた仕入活動に注力。神戸・明石・阪神間を中心に13棟967戸(同9.3%増)を発売し、1,058戸(同39.4%増)・351億700万円(同39.6%増)を契約。期末時点での未引渡戸数は888戸(同49.2%増)・受注残高は296億2,600万円(同49.9%増)となった。22棟が竣工、引渡戸数は765戸(同2.7%減)となり、売上高252億4,000万円(同4.3%減)、セグメント利益24億4,700万円(同1.5%増)となった。
戸建住宅販売は、戸建住宅60戸を引き渡し、売上高21億4,000万円(同6.0%減)、セグメント利益9,200万円(同45.4%減)となった。
次期は売上高295億円、営業利益27億5,000万円、経常利益20億円、当期純利益12億円を見込む。