ピタットハウスネットワーク(株)は15日、全国のフランチャイズ加盟店を集めての「2015年度 経営方針説明会」を、グランドプリンス高輪(東京都港区)で開催した。
昨年度は、63店舗の新規加盟があり、国内491店舗、海外32店舗を出店。オープン前の加盟店を含めると店舗数は528店舗と、創業以来の目標だった500店舗を突破した。
15年度の事業計画は、少子高齢化に伴うマーケットの縮小、情報技術の飛躍的な進化への対応を課題に、既存サービスの質の向上と周辺事業拡大によるマーケットシェアアップを図っていく。
質の向上ではブランドマネジメント、人材育成や成長、商品の充実化を展開。加盟店が店舗づくりの参考にできるモデル店舗設置やミステリーショッパーの再開を通じ、店舗の好感度アップをサポート。店舗ごとに経営診断などをする経営分析実行を展開する。採用面でもトレンドの共有や自社プレゼンの強化などを提案。研修テーマを細分化することで人材育成もサポートする。また、昨年末開始して反響が高い、家賃のクレジットカード決済サービスを筆頭に、商品の付加サービスを強化していく。
周辺事業では、ワンストップ体制の構築を目指し、中期事業計画書の作成サポートのほか、事業強化分科会やIPO分科会を開催する。
壇上に立った同社代表取締役社長の河野一孝氏は「昨年テーマだった永続する企業に通ずる目標として、現状の深化と将来への挑戦を掲げた。明確な理念やビジョンをつくり、事業戦略の立案・実践・継続を実践し、時代の変化に柔軟に対応できる会社づくりをサポートしたい」と述べた。
また、14年度接客コンテスト入賞者や通期成績優秀者などに向けた表彰式も開催。同社イメージキャラクターである本田 翼さんも登壇し、27名・61店舗に表彰状を授与した。