不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/4/15

6大都市圏のビル空室率、全エリアで改善/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は13日、2015年3月度の全国6大都市圏(札幌、仙台、東京主要5区、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた。なお、東京主要5区の概要は、既報ニュース参照。

 各都市圏の平均空室率は、札幌5.22%(前月比0.40ポイント低下)と7ヵ月連続の改善。そのほか仙台9.05%(同0.75ポイント低下)、名古屋7.35%(同0.30ポイント低下)、大阪8.65%(同0.14ポイント低下)、福岡5.91%(同0.24ポイント低下)と全エリアで改善した。

 1坪当たりの成約賃料は、札幌8,926円(同535円上昇)と大幅に上昇し、4ヵ月連続の値上がりとなった。仙台8,571円(同48円上昇)、名古屋9,549円(同55円上昇)、大阪9,254円(同56円上昇)も上昇した。一方、福岡は一部優良物件で賃料値上がりが続いているものの、エリア全体では大きな動きが見られず、9,121円(同13円低下)となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。