東京急行電鉄(株)はこのほど、運営する商業施設「武蔵小杉東急スクエア」(川崎市中原区)の2014年度売上高、来館者数が過去最高を記録したと発表した。
同施設は、13年4月2日に開業。地域住民や「武蔵小杉」駅の利用客が日常生活で必要とする店舗で構成しており、売場面積1万1,174平方メートル、店舗数97店舗。
地元の顧客からリピートされるとともに、近隣商業施設との相乗効果もあり、売上高は約143億円(前年比6.3%増)、来館者数は約2,354万人(同20.9%増)となった。
衣料品、身の回り品が特に好調で全館の売り上げを牽引。ワークショップを中心とした各種イベントの開催なども好調の要因となった。
武蔵小杉はタワーマンションの建設ラッシュなどに伴い、今後もまちの人口増加が見込まれている。同社は今後も、まちの特性、季節感に合わせた店づくりやイベントを行ない、地域のランドマークとして、武蔵小杉エリアおよび東急線沿線の価値向上に努めていく。