不動産ニュース / 開発・分譲

2015/4/16

東京・赤坂、オフィスビル「(仮称)山王プロジェクト」着工/サンケイビル、オリックス

「(仮称)山王プロジェクト」外観イメージ
「(仮称)山王プロジェクト」外観イメージ

 (株)サンケイビルとオリックス(株)は16日、両社が共同で開発する東京都港区赤坂二丁目の「(仮称)山王プロジェクト」を着工した。両社の共同事業は初。

 同物件は、東京メトロ千代田線「赤坂」駅徒歩2分、同銀座線・南北線「溜池山王」駅徒歩3分に立地。敷地面積1,521.05平方メートル、延床面積1万2,106.25平方メートル。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建てのオフィスビル。

 外観はサンケイビルのミッドサイズオフィスビルシリーズ「S-GATE」の特徴である格子状のファサードデザインを採用。建物は、新耐震基準の1.5倍相当の構造体に制震ダンパーを備え、高い耐震性能を有する。2回線受電による本線停電時の予備回線の確保や自家用発電機の導入により、専有部への電力供給を24時間可能とするなどBCP対策を施すほか、LED照明、太陽光発電の設置で省エネルギーにも配慮。「環境性能評価CASBEE新築」における最高位「Sランク」の取得を予定している。

 オフィスフロアは、300坪の無柱空間を実現することで、自由度の高いレイアウトを可能とする。1階は店舗フロアとし、最上階には、10階の入居企業のみが利用できるテラスとレセプションルームを設けるほか、全ての入居者が利用可能な約247平方メートルのガーデンテラスも用意する。

 竣工は2016年11月30日を予定。

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