不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/4/20

リート物件への積極的投資等で営利倍増、大幅に増収増益/いちごグループHD15年2月期決算

 いちごグループホールディングス(株)は20日、2015年2月期決算を発表した。

 当期(14年3月1日~15年2月28日)は連結売上高427億500万円(前期比21.7%増)、営業利益81億8,900万円(同109.3%増)、経常利益72億5,500万円(同101.7%増)、当期純利益67億6,100万円(同49.4%増)と大幅な増収増益に。

 セグメント別に見ると、不動産再生では、リートブリッジ案件およびバリューアップが見込める案件への積極的投資や戦略的な資産組み換えに際し、スポンサーサポートとして、いちごリートに対し全7物件を供給すると共に、同リートが保有する15物件を取得。セグメント売上高381億1,000万円(同26.4%増)、セグメント利益78億7,100万円(同149.9%増)を計上。
 アセットマネジメントでは、施設管理受託収入の増加やいちごリートの戦略的な資産の組み換えを実施したことによるフィー収入が増加。一方、運用する私募ファンドの保有不動産の売却に伴うフィー収入が減少し、セグメント売上高49億1,300万円(同1.6%減)、セグメント利益7億7,900万円(同33.4%減)。
 クリーンエネルギーでは、「いちご前橋苗ヶ島ECO発電所」等、計16発電所で売電を開始し、セグメント売上高6億500万円(同344.5%増)となったが、現在開発中の発電所への先行コストによりセグメント損失9,300万円(前期:セグメント損失2億5,300万円)となった。

 次期は売上高450億円、営業利益117億円、経常利益102億5,000万円、当期純利益91億5,000万円を見込む。

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