いちごグループホールディングス(株)は20日、社長交代を発表した。5月24日開催予定の定時株主総会での承認後に正式決定する。
新代表執行役社長には、現同社副社長兼いちご地所(株) 代表取締役社長の長谷川 拓磨(はせがわ・たくま)氏が就任。同氏は1994年4月に(株)フジタ入社、2002年11月に同社入社。上席執行役ファンド第一事業部長、取締役兼執行役副社長不動産部門責任者等を経て、11年1月より現職のいちご地所代表取締役社長(全社統括)、15年3月よりいちごグループホールディングス執行役副社長(社長補佐(経営戦略・IR 担当))に就任。
同社グループは、中期経営計画「Shift Up 2016」の最終年度にあたる今期、来期以降の中期経営計画の策定を見据え、今回の異動により新たな権限委譲によるグループの活性化とスピード経営を目指す。
現代表執行役社長の岩﨑謙治氏は代表執行役会長に就任し、現代表執行役会長のスコット・キャロン氏とともにグループ全体の価値向上に専念する予定。業務執行においては、不動産再生事業およびクリーンエネルギー事業を新社長の長谷川氏へ、いちごリートや新規特化型リートの組成等のアセットマネジメント事業をいちご不動産投資顧問代表執行役社長である織井 渉氏へ、ダイレクトリレーションを通じた現場主義の徹底と地方創生等を同社執行役副社長兼COOに就任する石原 実氏へ委譲する。