パナホーム(株)は27日、2015年3月期決算を発表した。
当期(14年4月1日~15年3月31日)は連結売上高3,256億2,200万円(同0.4%増)、営業利益127億5,900万円(同10.3%減)、経常利益130億300万円(同12.3%減)、当期純利益79億9,500億円(同10.4%
減)。
消費増税に伴う反動減の影響で、主力の戸建請負が振るわず。戸建ては受注高1,196億5,100万円(同8.4%減)、販売高1,193億4,200万円(同4.7%減)だった。期末の受注残高は931億4,500万円(同0.3%増)と、わずかながら前期を上回った。
賃貸住宅については、相続税強化による影響で堅調。受注高こそ前年の好調により減少となったものの、販売高は大幅増。受注高524億9,200万円(同8.7%減)、販売高559億5,300万円(同30.8%増)となった。期末受注残高は531億200万円(同8.7%減)。
なお16年3月期については連結売上高3,450億円、営業利益171億円、経常利益172億円、当期純利益103億円を見込む。