不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/1

主力の賃貸事業で減収、最終利益2ケタ減/平和不動産15年3月期決算

 平和不動産(株)は4月30日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結経営成績は、売上高343億4,700万円(前期比20.6%減)、営業利益85億4,800万円(同6.1%増)、経常利益65億6,800万円(同16.4%増)。当期純利益は固定資産除却損等による特別損失22億1,500万円を計上するなどした結果、24億9,500万円(同14.0%減)であった。

 主力の賃貸事業部門では、「東京証券取引所ビル」(東京都中央区)の賃貸収益42億900万円(同0.1%減)、一般オフィス賃貸収益106億円5,100万円(同0.1%減)、商業施設賃貸収益31億7,200万円(同9.8%減)となり、ビル賃貸事業の収益は180億3,300万円(同2.0%減)。住宅賃貸収益を含めた収益は193億6,500万円(同1.8%減)となった。
 不動産ソリューション事業部門では、不動産開発収益78億9,700万円(同55.9%減)、住宅開発収益28億6,500万円(同97.5%増)となり、不動産仲介収益等を含めセグメント収益126億6,800万円(同39.7%減)となった。

 次期は、売上高385億円、営業利益70億円、経常利益50億円、当期純利益27億円を見込む。

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