第一交通産業(株)は8日、2015年3月期決算を発表した。
当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結売上高は909億5,800万円(前年同期比0.9%減)、営業利益70億3,500万円(同10.5%増)、経常利益68億3,500万円(同8.7%増)、当期純利益36億7,400万円(同16.1%増)。
不動産分譲事業は、新築マンション15棟・860戸と在庫販売などで売上高144億7,800万円(同9.3%増)を計上したが、戸建住宅の販売は消費税増税の駆け込み需要の反動減で売上高51億9,300万円(同13.8%減)と大幅減。全体でも売上高201億7,400万円(同0.5%減)、営業利益13億円(同8.3%減)と減収減益だった。
不動産賃貸事業は、前期取得した飲食ビル2棟や新築マンションの稼働で売上高36億9,300万円(同1.9%増)、営業利益19億3,300万円(同2.1%増)となった。
なお、次期については連結売上高985億円、営業利益75億円、経常利益72億円、当期純利益38億5,000万円を見込む。