東京建物(株)は8日、2015年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(15年1月1日~3月31日)の連結売上高は8,332億7,200万円(前年同期比18.7%増)、営業利益139億8,500万円(同42.9%増)、経常利益106億7,800万円(同117.9%増)、当期純利益77億7,000円(同89.4%減)。前期、連結子会社化したSPCの物件売却益を固定資産売却益として計上していたため、最終利益は大幅減。
主力のビル等事業は、前期固定資産を売却したことによる賃貸収入の減少等で、営業収益は196億100万円(同32.0%減)、営業利益は48億3,000万円(同40.1%減)と大幅な減収減益に。
住宅事業は、都心部の大規模マンションが竣工、引き渡しを行なったことで、分譲住宅824戸(同248戸増)、456億5,500万円(同82.5%増)を売り上げに計上。営業収益は516億5,300万円(同67.4%増)、営業利益は87億4,500万円(同287.7%増)となった。
なお、通期では連結売上高2,300億円、営業利益300億円、経常利益180億円、当期純利益130億円を見込んでいる。