ジョーンズ ラング ラサール(株)(JLL)は11日、2015年第1四半期「世界の不動産投資額」に関する分析レポート(確報)を発表した。
当期の世界の商業用不動産投資額は1,550億ドル(前年同期比9%増)と、12四半期連続で1,000億ドルを突破した。
日本は129億ドル(同6%増)、円建てでは1兆5,400億円(同23%増)。
アメリカ大陸およびEMEAの投資活動は好調で、投資額はそれぞれ730億ドル(同18%増)、570億ドル(同1%減)。アジア太平洋地域の投資額は250億ドル(同7%増)となった。
なお、15年通年の世界の商業用不動産投資額は7,500億ドル(同5%増)と予想し、「世界的な地政学的リスクや急激な金利の動きに影響される可能性がある」としている。