不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/5/12

主要都市の店舗市場、需給バランスひっ迫で賃料は上昇傾向/CBRE調査

 シービーアールイー(株)(CBRE)は11日、東京、大阪、名古屋における、2015年第1四半期の路面店舗の市場動向を発表した。

 東京の主要リテールマーケットは引き続き堅調な需要がみられ、円安や訪日外国人の増加を背景に、海外ブランドによる出店意欲が旺盛。需給バランスはひっ迫しており、賃料は全般的に上昇基調を示している。ただし、プライム立地の賃料は頭打ちの感があり、今期のプライム賃料(想定成約賃料)は前期比横ばいの35万円/坪にとどまった。

 大阪の主要マーケットも堅調な状況が継続、国内外の有力テナントが積極的に店舗展開する傾向が続いている。今期のプライム賃料は、前期比横ばいの20万円(月/坪/共益費込み)。潜在需要が非常に高く、今後は緩やかな上昇基調で推移する可能性が高いと分析している。

 名古屋の主要マーケットである栄では需要が堅調。15年に入ってからのテナントの出店意欲は14年に比べて高まっており、今期はメインストリートだけでなくセカンダリーエリアに出店する動きも見られた。マーケットは好調を維持しており、今後、新規出店は増えていくと期待している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。