不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/12

資材高騰など響き、住宅セグメントは増収減益に/旭化成15年3月期決算

 旭化成(株)は12日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結売上高1兆9,864億500万円(前期比4.7%増)、営業利益1,579億3,300万円(同10.2%増)、経常利益1,665億4,300万円(同16.6%増)、当期純利益1,056億5,200万円(同4.3%増)。

 住宅・建材セグメントの売上高は6,038億円(同2.4%増)、営業利益630億円(同8.0%減)で着地した。旭化成ホームズ(株)を中心とする建築請負部門では、前期に受注が好調だったことから、集合住宅を中心に引渡戸数が増加したが、資材費や販売促進費が増加した。
 また、不動産部門では賃貸管理は堅調に推移したものの、リフォーム部門の受注が減少。その結果、セグメントでは増収減益となった。

 全体では、ケミカル・繊維セグメントが増収増益となったほか、ヘルスケアセグメントでも増収増益となり、好調な業績をけん引した。

 なお16年3月期については連結売上高2兆円、営業利益1,640億円、経常利益1,665億円、当期純利益1,060億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。