不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/12

賃貸・分譲事業とも落ち込み、営業利益248億3,600万円/NTT都市開発15年3月期決算

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は12日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結営業収益1,520億5,200万円(前期比19.6%減)、営業利益248億3,600万円(同18.5%減)、経常利益203億9,500万円(同18.0%減)。当期純利益については、法人税等の見直しに伴い繰延税金負債等の一部を取り崩した影響により162億3,500万円(同43.1%増)と大幅増に。

 不動産賃貸事業では、「トラッド目白」(東京都豊島区)、「品川シーズンテラス」(東京都港区)等の竣工や「アーバンコート南烏山」(東京都世田谷区)の売却などにより、営業収益917億3,900万円(同5.0%減)、営業利益235億6,600万円(同13.3%減)。NOIは475億900万円(同7.7%減)。
 分譲事業では、引渡戸数が1,080戸(同343戸減)にとどまった上、郊外物件が多かったことから戸当たり平均単価が1,100万円低下したことなどから、営業収益466億2,600万円(同41.4%減)、営業利益44億500万円(同46.6%減)に落ち込んだ。完成在庫は238(同2減)。
 その他では、私募ファンドに関するアセット・マネジメント受託収入やコンサルティング受託収入の増加等により、営業収益188億2,500万円(同1.6%増)、営業利益24億8,500万円(同43.7%増)と伸張した。

 次期は、営業収益1,680億円、営業利益250億円、経常利益210億円、当期純利益120億円を見込む。

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