(株)メッセージは12日、2015年3月期決算を発表した。
当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結営業収入789億3,200万円(前期比6.4%増)、営業利益73億4,600万円(同10.4%増)、経常利益69億6,600万円(同8.0%増)、当期純利益43億5,200万円(同27.0%増)の増収増益。
主力のアミーユ事業では、「アミーユレジデンス」1施設を新たに開設したが、既存施設の入居率が競争激化で伸び悩んだことに加え、販管費の増加等があり、営業収入365億1,300万円(同0.1%増)、セグメント利益49億6,500万円(同14.9%減)にとどまった。
地域包括ケア事業は、期中15件の「Cアミーユ」を開設。定期巡回・随時対応型訪問介護看護の収入が増加するなど、営業収入382億7,400万円(同12.0%増)、営業利益4億5,400万円(前期:営業損失8億100万円)と黒転した。また、給食事業も、施設の新規開業に伴う利用者数の増加で、営業収入65億5,700万円(前期比14.0%増)、営業利益14億2,600万円(同16.8%増)となった。
次期は、連結営業収入810億円、営業利益76億円、経常利益72億円、当期純利益42億円を見込む。