(株)西武ホールディングスは12日、2015年3月期決算を発表した。
当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結営業収益は4,817億2,700万円(前期比1.7%増)、営業利益は496億2,000万円(同6.2%増)、経常利益は420億9,900万円(同10.5%増)、当期純利益は349億1,200万円(同90.6%増)となった。
不動産賃貸事業では、保有資産の有効活用を推進。池袋線「石神井公園」駅周辺開発「エミナード石神井公園(イースト)」をオープンしたほか、「池袋」駅では改良工事に合わせた店舗リニューアル工事を推進。「エミオ池袋」第1期をオープン。賃貸住宅「エミリブ池袋」および「エミリブ練馬」においては、入居を開始した。同セグメントの営業収益は485億7,100万円(同4.7%増)、営業利益は147億5,700万円(同8.7%増)。
建設業では、分譲住宅の建設等を進めたほか、原価管理の強化に努め、営業収益979億9,100万円(同3.9%増)、営業利益は28億900万円(同70.1%増)を計上した。
次期については、営業収益4,987億8,400万円、営業利益は543億6,200万円、経常利益は461億8,100万円、当期純利益は325億8,200万円を見込んでいる。