不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/13

完成工事総利益率大幅に向上。営利48%増/長谷工コーポレーション15年3月期決算

 (株)長谷工コーポレーションは13日、2014年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結売上高6,421億6,700万円(前期比9.3%増)、営業利益426億9,800万円(同48.1%増)、経常利益418億8,900万円(同64.9%増)、当期純利益285億4,200万円(同15.0%増)の大幅な増収増益。

 主力の建設関連事業において、施工規模の大型化、工期の平準化と効率化が図れたことで、完成工事総利益率が11.3%(同2.1ポイントアップ)と大きく改善した。完成工事高も4,473億円(同22.8%増)と伸長、建設受注のための土地持ち込みが減り、不動産売り上げは減少したが、全体で売上高は4,892億円(同8.2%増)、営業利益は365億円(同70.5%増)となった。今期以降の売上材料となる受注高(単体)についても、4,642億円(同27.8%増)と過去最高を達成。さらに今期は、4,700億円を目標とした。

 サービス関連事業は、分譲マンション管理戸数の増加や大規模修繕工事の受注増、リノベーションマンションの販売戸数増などで売上高は1,397億円(同6.7%増)となったが、消費税税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動や、体制強化に向けた人員増で営業利益は77億円(同11.3%減)となった。

 次期については、連結売上高7,000億円、営業利益560億円、経常利益540億円、当期純利益350億円を見込んでいる。

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