不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/5/14

来店のきっかけとなる媒体、ネットが7割超/ADインベストメント・マネジメント調査

 アドバンス・レジデンス投資法人の資産運用会社であるADインベストメント・マネジメント(株)は14日、「不動産仲介業者・実態調査」の結果を公表した。東京都内の仲介業者2,000社(1万人)を対象に、ウェブによるアンケートを実施。調査期間は3月5~20日。有効回答数は589人。

 顧客の来店のきっかけとなる媒体については、「不動産ポータルサイト」(61.29%)、「自社ホームページ」(14.94%)、「店頭看板、チラシ」(10.87%)の順となり、ネットによる集客が全体の7割を超えた。また、接客時にスマホやタブレットを利用しているとの回答は、全体の4割弱で、1ヵ月当たりの成約件数は、通常期で10件程度、繁忙期で20件程度であった。来店から申し込みまでの平均期間・連絡回数については、来店後は2~4回顧客と連絡を取り、来店から申し込みまでは1週間程度が一般的であることが分かった。

 また、顧客が部屋探しをする際の優先事項については、「賃料」(68.76%)が圧倒的に多く、次いで「立地(最寄駅徒歩距離)」(10.70%)、「立地(周辺環境)」(8.83%)という結果に。また、成約賃料の平均価格が15万円以上の価格帯から全体に占める割合が10%を切ることから、15万円以上の予算のある顧客は非常に少ないことが分かった。

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