野村不動産は11日、「Landport」ブランドで展開する物流施設事業において、シリーズで初めて関西圏と中部圏での開発に着手した。同開発を皮切りに今後、地方での展開も強化。首都圏と合わせて年間5棟の開発を目指す。
関西では、「(仮称)Landport高槻」(大阪府高槻市)を計画。大阪市内中心部より約20km圏内に位置し、名神高速道路「茨木」インターより約9.3km、19年供用開始予定の新名神高速道路「高槻」インターからは6.0kmに立地する。敷地面積は3万5,654.99平方メートル。
中部圏では「(仮称)Landport小牧」(愛知県小牧市)を進める。名古屋市内中心部から約15km圏内で、東名高速、名神高速、名古屋高速小牧線の結節点である「小牧」インターに約4.5kmの距離。中部圏・北陸圏もカバーできる立地条件が特徴だ。敷地面積は1万8,774.03平方メートル。
両施設とも、マルチテナント型を計画。ワーカーに配慮したアメニティスペースの充実や全館LED照明の採用などを予定している。