不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/15

不動産事業はマンション好調も売上原価増で増収減益/京急電鉄15年3月期決算

 京浜急行電鉄(株)はこのほど、2015年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)は、営業収益3,177億1,000万円(前期比1.2%増)、営業利益267億8,300万円(同4.7%増)、経常利益220億500万円(同8.3%増)、107億7,500万円(同16.4%増)となった。

 不動産販売業では、他社と共同で、引き続き港町駅前の分譲マンション「リヴァリエB棟」のほか、「オーベルグランディオ横浜鶴見」、「ザ・タワー横須賀中央」を販売し、マンション事業が好調に推移。また、京急不動産(株)は、分譲マンション「プライム川崎矢向」の販売を開始。マンション事業の安定的な継続を目指し、優良な事業用地の取得を進めた。不動産賃貸業では、品川駅前の京急第1ビルをはじめとしたオフィスビルが順調に稼働したほか、「神奈川新町」駅前に商業施設を開業。京急開発(株)は、他社と共同で、羽田空港等に好アクセスな立地を生かした「平和島物流センタ」を開業した。その結果、営業収益496億4,900万円(同69.0%増)となったものの、分譲地販売における売上原価の増加などにより、営業利益は3億1,000万円(同52.4%減)にとどまった。

 次期は売上高3,115億円、営業利益265億円、経常利益205億円、当期純利益110億円を見込む。

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