すてきナイスグループ(株)は15日、2015年3月期決算を発表した。
当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結売上高は2,357億7,500万円(前期比12.9%減)、営業利益10億1,200万円(同64.1%減)、経常利益4億9,600万円(同73.7%減)、当期純利益4億8,800万円(同52.6%増)。消費税増税の駆け込み需要の反動減、マンション引き渡し減により減収減益。
主力の住宅資材事業では、木材利用ポイント事業、地域型住宅ブランド化事業などに対応した事業提案に努めたが、売上高は1,729億1,300万円(同8.5%減)、営業利益21億9,200万円(同21.9%減)となった。
不動産事業は、首都圏での供給戸数を絞り込んだことで、マンション引渡戸数が556戸(同52.2%減)、売上高226億9,700万円(同460%減)と大幅減。戸建ては、企画型注文住宅「パワーホーム」や復興応援型住宅「フェニーチェホーム」などを拡販。計上戸数458戸(同32.0%増)、売上高168億6,500万円(同24.3%増)となった。その結果、事業全体の売上高は545億3,400万円(同24.2%減)、営業利益3,300万円(同98.2%減)となった。
次期は、連結売上高2,400億円、営業利益18億円、経常利益9億円、当期純利益5億円を見込む。