不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/18

国内・海外事業とも堅調に推移。15期連続の増収/リロHD15年3月期決算

 (株)リロ・ホールディングは15日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結売上高1,600億5,000万円(前期比27.7%増)、営業利益87億4,600万円(同21.3%増)、経常利益98億6,300万円(同19.5%増)、当期純利益60億8,500万円(同26.3%増)。15期連続の増収、6期連続の最高益を更新した。

 主力の国内事業では、新規開拓営業や既存顧客のフォロー営業を積極的に展開。借上社宅管理業務アウトソーシングサービスの管理戸数や、福利厚生代行サービスの会員数などが増加。賃貸管理でも管理戸数の積み増しや、仲介件数・補修工事数が増え、営業収益1,312億9,200万円(同31.6%増)、営業利益85億6,300万円(同21.6%増)を計上。
 海外事業については、「リロケーションサービス」の管理戸数や海外赴任業務支援世帯数が堅調に推移し、営業収益は257億3,600万円(同13.0%増)、営業利益14億5,800万円(同2.3%増)となった。

 なお、今期の好調な業績等を踏まえ、利益剰余金の配当を決定。1株当たりの配当金は124円(前回予想比1円増)。次期については、連結営業収益1,770億円、営業利益105億円、経常利益113億円、当期純利益70億円を見込む。

 また同社は、16年3月期を初年度とする4ヵ年の中期経営計画「第二次オリンピック作戦」を策定。最終事業年度の業績目標を、連結営業収益2,700億円、連結経常利益200億円とし、主力の国内事業の強化に努めていく。また、19期連続増収、10期連続最高益更新、16期連続増配なども目指す。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。