グローバル・ワン投資法人（GOR）は18日、2015年3月期決算を発表した。
当期（14年10月1日～15年3月31日）は、営業収益52億6,500万円（前期比32.2％増）、営業利益26億1,700万円（同57.8％増）、経常利益20億8,600万円（同77.7％増）、当期純利益20億8,500万円（同77.8％増）。1口当たり分配金は9,703円（同3,650円増）だった。
当期は、「近鉄新名古屋ビル」（名古屋市中村区）の残り持分（共有持分33％）を譲渡し、不動産等売却益11億7,500万円を計上。保有資産は、オフィスビル9物件、取得価額の総額は1,612億7,600万円となった。総賃貸可能面積は約10万2,500平方メートル、ポートフォリオ全体の稼働率は96.4％。
なお次期については、営業収益38億4,600万円、営業利益12億9,300万円、経常利益8億2,000万円、当期純利益8億1,900万円、1口当たり分配金5,200円を見込む。
